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西大島あたらし眼科(2020年2月開業)

結膜炎

結膜とは

目の表面には結膜とよばれる薄い半透明の膜があります。

結膜は白目とよばれる強膜の表面を覆い、さらに上下のまぶたの裏まで繋がり眼球を保護しています。

ですから、目の中にゴミが入っても、構造上眼球の裏側には行かないようになっています。

結膜炎とは

結膜が何らかの原因で炎症を起こした状態です。

眼脂(目やに)や充血、痒み、痛みなどを生じる事があります。

結膜炎は大きく以下の2種類に分けられます。

細菌性結膜炎

細菌性結膜炎とは細菌感染による結膜炎です。

原因

インフルエンザ菌(インフルエンザウイルスとは異なります)や肺炎球菌、黄色ブドウ球菌などのいわゆるバイ菌が原因です。

菌自体は健康な方にも存在する常在菌(じょうざいきん)と呼ばれる細菌で、強い感染力はありません。

症状

症状は目が充血し、どろっとした濃い眼脂が出る事が多いです。

治療

治療は抗生剤や炎症を抑える点眼薬を使用します。

最近は抗生剤が効果のない耐性菌といわれる菌が原因の場合があり、治療が長引く場合や慢性化してしまうケースも増えています。

ウイルス性結膜炎

ウイルス性結膜炎とはアデノウイルスやエンテロウイルス、ヘルペスウイルスなどウイルスによる結膜炎です。

流行性角結膜炎

アデノウイルスに伴う結膜炎を流行性角結膜炎といい、はやり目と呼ばれます。

かなり強い充血を生じ、治りが遅いことで受診する事が多い結膜炎です。

細菌性結膜炎との大きな違いはまず①感染力が強い事、②角膜炎を生じることがある、③特効薬が無いことです。

① 感染力

眼脂や涙などから感染します。

空気感染はしませんが、タオルを共用したり、はやり目の人が触ったキーボードやドアノブなどを触れた後目を触ったりすると高い確率で感染します。

炎症が治るまで長い期間感染力を維持します。

学校保健法にて小中学生は感染の拡大を避けるため、出席停止となります。

大人の場合は職種によりますが、人に直接触れるような仕事は避けた方が良いでしょう。

② 角膜炎

はやり目は結膜炎だけでは無く、黒目、角膜の炎症を引き起こす事があります。

痛みや見づらさを自覚する場合は角膜炎を生じている可能性があります。

角膜炎は白い濁りを残してしまう事があり、適切に消炎する事が大切です。

特に小さいお子さんは症状が強く出る事が多く、偽膜(ぎまく)と呼ばれる白い膜を生じ、場合によってはその膜を除去する必要があります。

③ 治療法

基本的に治療法は残念ながらありません。

感染したウイルスに対する抗体が体内で作られるまで待つしか無いため、治るまでにおよそ1~2週間かかります。

ただ先ほどの角膜炎を生じさせないよう副腎皮質ステロイドの点眼や二次感染を防ぐために抗生剤の点眼を使用し、炎症を抑えることが重要です。

ヘルペス性結膜炎

水痘帯状疱疹ウイルスや単純ヘルペスウイルスに伴う結膜炎です。

治療

治療はヘルペスウイルスに効果がある眼軟膏を使用します。角膜炎を伴う事があり注意が必要です。

ヘルペスウイルスによる角膜炎は炎症が起きている角膜の深さによって副腎皮質ステロイドの点眼薬が効果的であったり、時には禁忌であったりするので更なる注意が必要です。

アレルギー性結膜炎

花粉症に代表される季節性アレルギー性結膜炎と通年性のアレルギー性結膜炎があります。

重症の場合は子どもに多く見られる春季カタル(しゅんきかたる)やソフトコンタクトレンズを使う人に見られる巨大乳頭結膜炎があります。

症状

症状は目のかゆみ、充血、目やになどが挙げられます。

細菌性のものと比べ、比較的さらさらとした目やにがでます。

重症になると目の痛みを生じたり、コンタクトが上にずれたりする症状が出てきます。

原因

原因は季節性のものはスギ花粉の他、ブタクサ、カモガヤ花粉などでも発症します。

通年性ではハウスダストやダニ、ペットの毛やコンタクトレンズに反応する人もいます。

治療

治療は抗ヒスタミン薬やケミカルメディエーター遊離抑制薬といった抗アレルギー点眼薬を使います。

症状が強い場合は副腎皮質ステロイドの点眼薬を使用します。

花粉症など季節性のものは花粉が飛び始めるおよそ2週間ほど前から点眼薬などを使用する事で症状が軽くなります。