低濃度アトロピン点眼
(近視抑制治療)
低濃度アトロピンとは?
アトロピンとは副交感神経を遮断する作用を持ち、散瞳や調節麻痺、弱視の治療などに使われていましたが、近年低濃度アトロピンに近視の進行を抑える効果が明らかになり、軽度~中等度の近視抑制治療として使われている点眼薬です。
対象となる方
- 軽度(-1D)から中度(-6D)の近視があるお子さま(6~12歳)
※12歳以上のお子さまも近視の進行を抑えられることがありますので、ご相談ください - 定期的な通院が可能なお子さま
治療方法
1日1回の点眼
※最低2年間は治療を継続することが推奨されています
点眼薬の特徴
現在国内で扱えるものは
- 0.01%(マイオピン)
- 0.025%(リジュセアミニ)
- 0.05%(マイアトロ)
の3種類です。
| 低濃度アトロピン濃度(製品名)3種 | |||
|---|---|---|---|
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濃度 (製品) |
0.01% (マイオピン) |
0.025% (リジュセアミニ) |
0.05% (マイアトロ) |
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| メリット | 副作用がほとんどない |
副作用が0.05%より 少ない |
抑制効果が最も高い |
| デメリット | 0.025%より効果弱い | 0.05%より効果弱い | 眩しさがでやすい |
0.01%もしくは0.025%から点眼開始が基本ですが、副作用について同意得られる場合は0.05%も処方可能です。
副作用生じた場合、他の濃度に変更も可能です。
点眼薬の価格
| 製品名 | 価格 | 内容量・使用期間 |
|---|---|---|
| マイアトロ | 9900円/本 | 1本で約2か月分 |
| リジュセアミニ | 4380円/包装(30本入) | 1本ずつの使い切りタイプ |
| マイオピン | 4000円/本 | 1か月で交換必要 |
+診察検査料:3,300円(視力検査、屈折検査、眼軸長検査含む)
副作用について
低濃度アトロピン点眼治療は、
- 眩しさ
- 近方の見づらさ
- 痒み
- 動悸
- 目の充血
- 喉の渇き
などの副作用が生じることがあります。
濃度が濃いほど副作用が出やすい傾向にあります。
マイアトロの場合10%前後の方に眩しさが生じる報告があります。
参考文献
- Yam JC et al: Low-Concentration Atropine for Myopia Progression (LAMP) Study: A Randomized, Double-Blinded, Placebo-Controlled Trial of 0.05%, 0.025%, and 0.01% Atropine Eye Drops in Myopia Control. Ophthalmology 126:113-24, 2019
- Three-Year Clinical Trial of Low-Concentration Atropine for Myopia Progression Study: Continued Versus Washout
Atropine for the Treatment of Childhood Myopia: Safety and Efficacy of 0.5%, 0.1%, and 0.01% Doses (Atropine for the Treatment of Myopia 2)
江東区の西大島あたらし眼科では、眼の一般外来や白内障手術を行っています。
東京大学病院で長く培ってきた専門性と、クリニックで学んだ患者様に寄り添う細やかで丁寧な診療を心がけていきます。
眼の病気でお困りごとがあれば、なんでもご相談ください。
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- まぶたが腫れている
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- 涙が出る
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- 目が乾く
- 目の奥が痛い
- 視力が落ちた
- 物がゆがんで見える
- 目がかすむ
- 中心がみづらい
- 周りが見づらい
- だぶって見える
- 目が疲れる
- ゴミや虫のような物が見える
- まぶしい
- 光が見える








